Ayako です。
火曜日の「ピザ」 おいしかった~。 来週は調理で使った言葉を復習します。
作業をしながら使った言葉は覚えやすいものです。
今日は、私が担当しているクラスのことを書きますね。
木曜日、3人の女の子達。小学3~4年生。英語歴3~5年。
歌うのが大好き。♪ The more we get together, together, togehter….♪
「ずっ~と、この歌かけとこ!!」と 3 girls.
「ゴメン、無理。テキストのCDかけるし、スプリングボードも練習したいし」と却下。
ほかにも「ゲームしよ!」「これ嫌、あれしよ!」等々、要求してきますが、大抵、却下。
だからといって、むくれたりすることはありません。
スプリングボードの課題も、テキストのロールプレイの課題も、はりきって取り組める、元気な3人
です。
しかし。。。Bucketは苦手です。Bucketってなに?
ペン立て型の入れ物にカードが20枚程入っています。それをいつからか、Conversation bucketと呼ぶ
ようになっています。
このBucket の課題はカードを1枚ひき、書かれている日本語を英語に直し発表する。というものです。
レベルA~Gまであります。
彼女たちレベルCに4ケ月ほど取り組んでいます。 20枚ばっちり言えるようになった?
ダメです。彼女たち、この課題が苦手なのです。 どうしよう?
タイムトライアルにしてみました。1人3枚ずつカードを渡します。数回練習します。
よ~いドン。1人目、1枚目を発表。続けて2人目、1枚目を発表。そして3人目、1枚目、1人目に戻り2枚目。。。。という具合で発表します。どれだけ素早く言えるのか? という挑戦です。
昨日は1人3枚にしましたが、調子の悪い日は1枚ずつ、なんて時もあります。
英語を言う前についつい「えっと~」と言ってしまうので、「えっと~、1回につき1秒加算」ルールを加えました。
必死にこらえています。「えっと~、言うたらダメ~!」とお互いに注意しあったり、はげましあったり。
昨日は、出来ました! 「えっと~」が0回。3人で9枚のカードを言うのに2分半ほどかかりました。 15枚くらい言えてほしいなぁ、なんて思ったりもしますが、ボチボチです。
取り組み方を工夫し、彼女たちが苦手意識を感じないように課題に向き合えるように考えるのが私の役目ですね。
このbucketの課題が苦手な子、少なくないんですよ。
クラスメートにこれが大得意な子がいれば、自信がなくなってしまう子もいます。逆に、あの子に負けないように!とやる気をアップさせる子もいます。
周りの人から学ぶことは良いことだけれど、比べてしまって「私は・僕は出来ない……」と思わないでね。
1年前の自分を振り返れば気がつくはず、今のほうが知っている英語が多いこと。
誰にだって、得意・苦手な課題があります。
苦手に飲み込まれてしまわないように。
努力も必要だけれど、心の強さも鍛えてほしい、発想の転換もできるようになってほしいですね。